10月6日(金)に、私が加入している鳴海商工会青年部の部員講習会に参加してきました。

テーマは、「補助金・助成金の活用」について、講師はライト経営相談事務所の代表をされている中小企業診断士の余合正司先生でした。

研修は、「補助金・助成金とは何か?」から始まって、「補助金のメリット・デメリット」や「情報の収集方法」についての説明がありました。

特に補助金に関しては募集している期間が短いため、常にアンテナを張っている必要があることを、改めて認識させられました。

これらの情報をタイムリーに発信してくれる、TKC全国会の存在は非常にありがたいものです。

ここで、事業を行っている皆様が、「補助金や助成金について、どのように情報収集を行えばいいか」というお話があったので、ご紹介させていただきます。

私ども税理士やコンサルタントのホームページに掲載されている情報も、最新の情報でない場合や内容が異なっている場合もあるため、やはり、発信元の情報を直接確認することが必要です。

「補助金・助成金に関する情報」を発信しているホームページとしては、中小企業庁が運営している、「ミラサポ」「補助金・助成金ヘッドライン」が有名です。

この他に、中小機構が運営している、「J-NET21」「支援情報ヘッドライン」や、あいち産業振興機構が運営している、「補助金・助成金一覧」もあります。

また、愛知県が発行している、「あいち産業労働ガイドブック」にも、「主要補助金・助成金一覧」が載っています。

但し、これらの情報も更新が遅れている場合があるため、発信元情報の確認は必要です。

続いて、現在は募集期間中ではないものの、国会で可決した場合には、再度、募集があると思われる、「過去に募集のあった補助金」の説明と、「補助金申請に対する心構え」や「申請書類作成のポイント」の説明がありました。

最後の質疑応答では、青年部員それぞれの業種ごとに受けられそうな補助金の提案もありました。

補助金や助成金の情報は、調べようと思えば、ホームページなどで得ることもできますが、やはり、実際に多くの経験を積んでいる先生からの情報は、非常に貴重なものです。

当事務所の今後の補助金・助成金申請にも活かしていきたいと思います。